コラム
治療した歯を10年持たせるためにすべきこと
2022.07.28
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は部屋の掃除をしながら子供と遊びつつ、日頃どうしても後回しになってしまう雑務に励んでおります。
本日は前回に続きセラミック治療に関連したお話です。
前回もお伝えした通り、セラミック治療の1番のメリットは『歯の寿命を延ばすことができる』と私は考えております。
その根拠となる点としては
・セラミックの硬さ(VITA mark Ⅱなど)が人間の歯(エナメル質)とほぼ同じである
・無機質であることで物性が安定している
・適切な処理を行うことで歯とセラミックは化学的にくっつく事ができる。
などたくさんあります。
その中で今回は
『適切な処理を行うことで歯とセラミックは化学的にくっつく事ができる=適切な接着システム』
について書かせていただきます。
この接着システムというのがめちゃくちゃ大切です。
同じ技工士さんに同じモノを作ってもらったとしても”どのように歯にくっつけるか”で長持ちは全く異なります。
当院ではクラレノリタケデンタル株式会社のパナビアV5という接着システムを採用しております。
アメリカやヨーロッパでとても高く評価されているセメントなのですが、日本のメーカーのセメントです。
陶器のノリタケと化学メーカーのクラレの合弁会社です。
一般的に保険診療でのセメント代は170円と国で決まっておりますが、パナビアV5は材料費がその何十倍もします。
一般的に歯と金属は科学的にくっつくことができないため、経年的にセメントが劣化し隙間ができてしまいます。
そしてその隙間から細菌が侵入し銀歯の中にむし歯ができてしまいます。
歯を守る専門家チームで患者さんの健康を守ります。
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