コラム
入れ歯とインプラントの違いとは?
2020.08.11
皆さんこんにちは。
サークル歯科クリニック日暮里です。
むし歯や歯周病、外傷などで歯を失った際に、「入れ歯治療」を選択する人は多いことかと思います。
入れ歯は保険が適用され、比較的簡単に製作できるというメリットがあります。
ただ、入れ歯が合わない、ズレる、外れるなど、治療後に「いろいろなトラブルに見舞われ」、インプラントに取り換えたいと希望される方も少なくありません。
そこで今回は、入れ歯とインプラントの違いについてわかりやすく解説します。
入れ歯とインプラントの決定的な違いは、「人工歯根の有無」です。
当然ですが、入れ歯には人工歯根があります。
つまり、天然歯と同じようなしっかりとした土台がないことから、ズレたり外れたりするのです。
入れ歯が「大型の装置」になってしまうのもそのためです。
インプラントは、単独で口腔内に設置できるので、「その他の歯への負担はゼロ」となります。
使い続けていく中でも、残存歯に過剰な負荷がかかることはありません。
一方、入れ歯は製作時に残った「歯を削る」必要があったり、使用時にも噛む力の大部分を負担してもらったりしなければなりません。
これもまた入れ歯とインプラントの大きな違いのひとつといえます。
見た目に関しても、インプラントの方が「圧倒的に美しい」といえます。
おそらく、天然歯と即座に見分けられる人はほとんどいないことでしょう。
その点、入れ歯は人工歯と義歯床、金属製のクラスプなど、さまざまなパーツの集合体であるため、「装着していることを気付かれやすい」です。
また、患者さまご本人も見た目や装着感に不満を抱きやすいといえます。
このように、入れ歯とインプラントを比較すると、ほとんどの面においてインプラントが優っているといえます。
それだけに、歯を失って治療選択しなければならなくなったら、一度冷静に考えてみましょう。
安い、手軽に作れる、という理由から安易に入れ歯を選んでしまうと、後悔する可能性も高まります。
当院にご相談いただければ、患者さまのご要望も踏まえ、最善といえる治療法をご提案できることかと思います。
歯を守る専門家チームで患者さんの健康を守ります。
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