コラム
歯が折れた、抜けた時は口腔外科へ
2020.07.21
皆さんこんにちは。
サークル歯科クリニック日暮里です。
外傷によって折れたり、抜けたりした歯は、「そのまま放置するのは危険」です。
傷口から細菌感染が起こり、さまざまなトラブルを引き起こすリスクがあるからです。
何より歯の状態によっては、「元の位置に戻せる」こともありますので、早急に口腔外科を受診しましょう。
むし歯や歯周病ではなく、外傷などによって抜けた歯は、そのまま元に戻せることがあります。
専門的にはこれを「歯の再植」といいます。
天然歯はかけがえのないものなので、残せるのなら残したいものですよね。
そうした歯の再植は「口腔外科の得意な処置」のひとつといえます。
アクシデントで抜けた歯は、「乾燥させずに保管」することが大切です。
また、床や地面に歯が落ちたからといって、洗剤などでゴシゴシ洗うのはいけません。
歯根の表面には、「生きた細胞からなる歯根膜」が付着しており、これが再植の成功のカギを握るからです。
そのため、抜けた歯の汚れは、水道水で軽くゆすぐ程度にとどめましょう。
保管する液体は、「専用の保存液か牛乳」がベストです。
これらが手に入らない場合は、お口の中に含んでおいても良いです。
歯が抜けた時は、「1分1秒でも早く口腔外科を受診」することをおすすめします。
時間が経過すればするほど、歯根膜の細胞がどんどん死んでいってしまうからです。
歯の状態も悪くなります。
ですから、例え予約をとっていなかったとしても、お電話いただければ「可能な限り迅速に対応」させていただきます。
もちろん、抜けた歯の状態によっては、再植処置そのものが行えないこともありますのでご注意ください。
このように、外傷によって折れたり、抜けたりした歯は、外科処置が得意な口腔外科に任せるのが一番です。
当院であれば、口腔外科専門の歯科医師が診療を担当いたしますので、しっかりとした診査診断のもと、適切な処置を施すことができます。
歯を守る専門家チームで患者さんの健康を守ります。
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